目標設定

目標設定はスポーツに限らず、あらゆる事において欠かせない要素ですが、上手な目標設定を行う事によって成長が加速する事もあります。しかし、目標設定を自分で出来る選手もそう多くはなく「目標を持つ事の大切さ」、「目標を持ち続ける事」、「目標に対して近づいているかどうかを常に計る感覚」など選手に対して教育していく必要があります。

少し話はそれますが、フィジカルトレーニングでも食事でもチームに浸透するまでには早くて3 年〜5 年はかかるものです。チームの文化にして行かなければ、結局選手からしてみれば「やらされている」事になってしまいますので、1 年1 年の積み重ねが強い組織作りには欠かせない事です。

目標設定に話を戻しましょう。高校野球では野球の技術以外にも「挨拶」、「礼儀」、「忍耐」、「協調性」などを学ぶ事が出来ますが、それ以外にも大人になって役立ついくつかの事を学べるものです。その一つに目標設定が入ります。

目標設定は、限られた時間で成果を上げるためになくてはならないものと捉えています。私が選手たちに伝えたいのはこちら。

心が変われば態度も変わる
態度が変われば行動も変わる
行動が変われば習慣も変わる
習慣が変われば人格が変わる
人格が変われば運命が変わる
運命が変われば人生が変わる

松井秀喜選手も大切にしている言葉です。本当の意味で選手に伝えるのは難しい事ではありますが、目標を口では言っていても心が入っていなければ当然意味ない事になってしまいますので、目標と心とを一致させる所をゴールとして取り組んでいます。目標設定以前に、条件なしで頑張れる選手になっていると、この目標設定の効果も出やすいものです。

高校野球をするからには、当然甲子園の舞台に立ち一つでも多く勝利を手にしたいという気持ちは高校球児ならばみんなが持っているものです。しかし、結果以外にも得られる人間としての成長は多くあると思います。

選手たちが苦しみを乗り越え、周囲への感謝の気持ちを持ち、その結果素晴らしいパワー人々に送る事が出来たとしたら益々高校野球の存在価値は高まって行く事と思います。2012 年の高校野球を楽しみにみたいと思います。

(続く)

小嶋満(こじまみつる)

東海大学第三高等学校(野球部)卒業後、スポーツ専門学校へ進学。グローバルスポーツ医科学センターを経て、アメリカ・カナダへ渡りパーソナルトレーナーとしての経験を積むとともに野球選手の育成方法について学ぶ。帰国後、株式会社COZYを設立しジュニアアスリートの育成に力を注いでいる。野球部門では高校野球部、中学校野球部、シニアリーグなどのチーム指導の他、小中高生のパーソナルトレーナーとして育成にあたる。
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