2012年のみのランキングで1位だった台湾。通算では日本は一つ順位を上げ、世界3位に。

IBAFは第26回BFAアジア野球選手権の結果を受けて2012年の男子野球世界ランキングを発表した。キューバが未だにトップに立ってはいるが、2位のアメリカ、続く日本、韓国との差が徐々に縮まっている。

現時点でIBAFの男子野球の世界ランキングにおいて450ポイント以上を記録している国は8か国あり、そのうち上位7カ国が1位になる可能性を秘めるなど、2013年3月のワールドベースボールクラシック(以下WBC)の結果次第では大きな順位変動が見込まれる。

2012年だけで見た場合、台湾が205ポイントでトップに立ち、カナダ、日本、アメリカがその後に続いている。この躍進により台湾は通算ランキングでオランダ、カナダ、ベネズエラを抜いて5位まで順位を上げた。

台湾の主な年内の実績としては、11月に行われたWBC予選の突破、IBAF15歳以下世界選手権と18歳以下世界選手権で3位、BAFアジア選手権で準優勝、 サンダーシリーズでキューバに勝利を挙げるなどした。

カナダもWBC予選を突破し韓国のソウルで行われたIBAF18歳以下世界選手権で準優勝を飾るなど、2012年だけで130ポイントを獲得。

日本は先日強化試合でキューバに連勝、BFAアジア野球選手権の優勝、IBAF18歳以下世界選手権で6位に入るなど、合計で123ポイントを獲得し年間ランキングで3位につけた。

アメリカ(100ポイント)、ベネズエラ(66)、スペイン(65)、ブラジル(63.37ポイント)も2012年の国際野球界において目立った実績を残している。キューバ(2012年は13位)はIBAF15歳以下選手権での2位のみと成績が奮わず、わずか40ポイントのみの獲得に終わっている。

 

2012年(単年計算)世界ランキング上位12カ国

順位 国名 ポイント 主な成績
1 台湾 205 IBAF15歳以下世界選手権で3位、,IBAF18歳以下世界選手権で3位 、国際シリーズ(キューバとのサンダーシリーズ)での1勝、 BFAアジア野球選手権で2位、台北でのWBC予選で1位。
2 カナダ 130 IBAF18歳以下選手権で2位, レーゲンスブルグでのWBC予選で1位
3 日本 123 IBAF18歳以下世界選手権で6位、国際シリーズ (キューバとの侍ジャパンマッチ)での2勝、BFAアジア選手権で優勝
4 アメリカ 100 IBAF18歳以下選手権で優勝
5 ベネズエラ 66 IBAF15歳以下選手権で優勝、IBAF18歳以下選手権で8位
6 スペイン 65 ヨーロッパ選手権で3位、ジュピターでのWBC予選で優勝
7 ブラジル 63.73 IBAF15歳以下選手権で5位、パナマシティーでのWBC予選で1位
8 コロンビア 60 IBAF18歳以下選手権で4位、パナマシティーでのWBC予選で3位
9 パナマ 59.5 IBAF18歳以下世界選手権で7位、パナマシティーでのWBC予選で2位
10 韓国 56.5 IBAF18歳以下世界選手権で5位、BFAアジア野球選手権で3位
11 ドイツ 53.59 IBAF15歳以下世界選手権で11位、ヨーロッパ選手権で4位、レーゲンスブルグでのWBC予選で2位
12 イタリア 41.36 IBAF15歳以下世界選手権で10位、IBAF18歳以下選手権で10位、ヨーロッパ選手権で1位

 

2012年終了時点(通算)での世界ランキング

通算ランキング 昨年順位 国名 合計ポイント
1 1 キューバ 766.02
2 2 アメリカ 733.25
3 4 日本 664.42
4 3 韓国 518.2
5 7 台湾 499.79
6 6 カナダ 485
7 5 オランダ 476.76
8 8 ベネズエラ 450.13
9 13 イタリア 214.8
10 11 オーストラリア 211.97
11 10 メキシコ 208.98
12 9 プエルトリコ 204.23
13 12 ドミニカ共和国 204.2
14 15 パナマ 141.99
15 14 ニカラグア 125.01
16 18 スペイン 109.51
17 17 ドイツ 96.83
18 16 中国 94.48
19 26 コロンビア 86.25
20 33 ブラジル 76.23

 

IBAFランキングの仕組み

IBAFが発表している世界ランキングは過去4年間に出場した国際大会の最終順位から計算される。順位ごとの獲得ポイントは以下の表のようになっている。

■獲得ポイントテーブル

最終順位 獲得ポイント
1位 50
2位 40
3位 30
4位 15
最下位を除く5位以降※ 参加チーム数に応じて15-1ポイント内で配分
最下位 1

■大会の格、参加国のランキングによるポイントの増加
獲得ポイントは「トーナメントの格」と「大会出場チームのランキング」によっても変動する。2012年から新たに使用されたルールで、以下の大会は通常の獲得ポイントに指定の数を乗じたポイントを算出する。

また、大陸選手権、大陸選手権予選とその他のIBAFが共催、協賛している大会においては、前年度終了時点での世界ランキングトップ10チームが何チーム参加しているかによって、以下の計算式が応用される。

サンダーシリーズ(台湾vsキューバ)と侍ジャパンが主催したキューバとの強化試合は、IBAF実行委員により1勝ごとに25ポイントが付与された。
注:ランキングポイントは「ナショナルチーム(国代表)」同士の試合を対象としており、キューバとCPBL(台湾プロリーグのオールスター)の試合はエキシビジョンとしてランキングに影響を与えていない。


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