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【トレーナー特集】鹿児島ベースボールクリニック 開催レポート

Posted By 編集部 On 2013/02/14 @ 3:27 PM In トップニュース,トレーナー特集 | No Comments


昨年5月に元プロ野球トレーナーの山脇啓司氏を招いて開催され、今年で2回目となるベースボールクリニックが鹿児島で2月2日と3日に開催された。

今回の講師は、山脇 啓司(あん摩・マッサージ・指圧師、鍼灸師、日本体育協会公認 アスレティックトレーナー)、加治屋 杏子 (全米公認アスレティックトレーナー・全米公認ストレングス&コンディショニングコーチ)脇田 喬(鍼灸師)の3人。

ケガの予防から野球のパフォーマンスを上げるためのトレーニングや自己管理法が紹介された。

2月2日は医療従事者や指導者を対象に開催された。

1日目の最初の講義は山脇啓司氏による「投球動作とトレーニング」。プロ野球選手の投球フォームの写真や動画を用いて、投球動作のチェックポイントを各Phaseに分けて説明。写真や動画がたくさんあり、指導者に対しても分かりやすい内容となっていた。

山脇氏はあん摩・マッサージ・指圧師の資格も持っており、治療家としての観点からも、講演を行い、たくさんの医療従事者が熱心にメモを取りながら講演を聴いていた。


また、ジュニアチームの指導者も多く参加していたため、成長期の投球についての注意事項などの説明もあった。

続いて、私と鍼灸師の資格を持つ脇田喬氏によるコラボ講演、「投球障害肩に対するアスレティックリハビリテーションと鍼灸治療」。

脇田氏からは肩障害に対する仙腸関節周囲筋癒着へのアプローチの治療について説明。私からは肩障害を根本的に改善するためのトレーニングの紹介をし、肩障害を根本的に改善するためには、治療とトレーニングを組み合わせることが必要と講演した。

2日目は選手や指導者、医療従事者を対象に実技中心での講演が行われた。講師は、前日と同じ3人で行われた。

最初の講演は私から「怪我をしにくい体を作る!ケガ予防に役立つ野球トレーニング」。ケガをしにくい体を作るためには何が必要かということを簡単なテストを用いて説明し、どのようなトレーニングが必要かという事を実技中心に講演。

「体を改善するためには、まず自分の体を知ることが大切」ということを参加者へ講演した。参加者は動きやすい服装で参加し、自分の体の状態を知ってもらうテストとケガの予防や野球のトレーニングを効率よく行うためのトレーニングを実際に体験。

続いて、脇田氏による「意識が変わればプレーが変わる・指導がかわる~知って欲しい体性感覚~」。鍼灸師ならではの観点から、障害予防・パフォーマンスの向上・モチベーションの向上につながる皮膚感覚や様々な反射機能を説明。

選手自身だけではなく指導者にも対し、選手のからだの変化に気付くことのできるきっかけ作りを促した。

最後に山脇氏による「投球動作とトレーニング(実技編)」。前日の講義で解説した理想的な投球フォームに近づくために必要な筋力、柔軟性、体の使い方の補強方法やトレーニング方法を分かりやすく説明後、実際に参加者とトレーニングを行った。

選手だけではなく、指導者も一緒にトレーニングに参加したり、トレーニングが正しくできているかどうかのチェックポイントのメモを取っていた。

今回のベースボールクリニックは、参加した選手や指導者にできるだけ多くのトレーニングを体験し、練習で活かしてもらえるように実技を多く取り入れた内容となっていた。

講習会後には、たくさんの質問も受け、投球に関する正しい知識とトレーニング方法を伝えることの大切さを改めて感じた。今後もこのような活動を積極的に行っていきたい。

(Bridging 代表 加治屋 杏子)

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